[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
臨床心理士と心理カウンセラーとの違いはわかりますか?
これをしっかりと区別できる人はそうそう多くないかなあと思います。臨床心理士でさえ、カウンセラーと臨床心理士の違いがわかっていない人もいるくらいですから。
臨床心理士とは資格の名称です。
カウンセラーとはカウンセリングを生業とする職業名であったり、〇〇カウンセラー(美容カウンセラー、メイクカウンセラー)などの立場を表すものであったり、また産業カウンセラーやメンタルカウンセラーなど資格名を表すものであったりします。
つまり、カウンセラーはかなり広い意味を持っていて、臨床心理士とはカウンセラー資格の一つであるということです。
ちょっとわかりにくいですかね?
例えば、事務の仕事をしている人がいるとします。事務というというと経理なのか営業事務なのか総務なのか、それとも医療事務なのか、結構幅広いですよね。
そして、事務職をしようと思ったら、職種によっては会計士や税理士、簿記、パソコン検定などの資格が必要な場合もあります。
この事務全般がカウンセラーであり、臨床心理士とは事務職に就くための資格の一つに過ぎないということです。もちろん、簿記や会計の資格を持っていても人事総務の事務を任されることがあるように、臨床心理士を持っているからと言って必ずしも願っているカウンセラーの仕事に着けるとは限りません。
まあ、臨床心理士とはカウンセラー資格の一つだとお考えください。
ちなみにカウンセラー資格で国家資格はないため、臨床心理士も突き詰めて言えば、産業カウンセラーや認定カウンセラー、民間スクールのカウンセラーとほぼ変わりない民間資格です。
臨床心理士とカウンセラーの違いについて
[↑心理援助の専門職になるために]