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臨床心理士大学院ではどんな授業や講義が受けられるのか。
興味がある方も多いとは思いますが、はっきり言って実際にカウンセリングに「これは使える」と思えるような高度な技法やテクニックまでは教わりません。
まあ、大学の延長線上のようなものかなあと個人的には思います。
基本的には臨床心理学の基礎的な部分を教わり、そしてカウンセリングの基礎の部分を教わるぐらいで大学院の授業は終わります。
心理検査も大学院によっては実施するところもありますが、実践的なレベルに達するまでにはまず行きません。
大切な話ですが、カウンセリングやアセスメントのスキル、心理検査の腕は大学院修了したくらいでは実践レベルまでは身に着くことはできません。
そもそもカウンセリングの腕というのは5年くらい臨床現場でもまれて初めて身につくものです。
臨床心理士養成の大学院の授業だからと言って、高度なカウンセリングテクニックや心理療法の理論を教わることはまずありません。
大学院に行くのであれば、臨床心理士の資格を取るために行くんだというくらいの方が良いのではないかと思います。
また、専門的なスキルを教わることもまあないでしょう。
臨床心理士養成用のカリキュラムがあるので、それにしたがって基礎的な部分を中心に学ぶので、専門的なカウンセリングの技法を教わることはまあ珍しいだろうと思います。
なので、専門的なものを教わりたい方は、大学院に通いながら、ネットでワークショップや研修会の情報を探して個人で行くことをおススメします。
まあ、お金はかかりますが、そうした大学院外の研修に参加することでより専門性の高い知識やスキルが身につくだろうと思います。