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臨床心理士指定大学院では、
最初からカウンセリングのケースが入ってきて、
カウンセリング漬けの毎日だろうというイメージがありますが、
そんなことはありません。
大学院の場合、臨床心理士養成課程は修士課程のため、M(Masterの略)を頭文字にM1、M2と区別されます。ちなみに修士課程のさらに上の博士課程はD(Doctorの略)を頭文字にD1、D2、D3と称されます。d
M1は修士課程1年生のことを指しますが、M1の大半は講義の連続です。実習もありますが、大半は見学程度です。カウンセリングのケースがもらえるような実習などM1の段階で持たせてもらえるわけがありません。
私が院生を担当するのであれば、まずカウンセリングのケースを持たせるなんてことはしないでしょう。あまりに危険だということがわかっているからです。
まあ、社会人から入った院生もいるので、基礎をみっちり学んでからケースを持たせようとする大学院は結構多いようです。
ちなみに私の経験でいえば、}M1の前期はひたすら講義ばかりでした。
心理検査のロールプレイ、カウンセリングのロールプレイの授業もありましたが、最初にカウンセリングをする機会が多々あるんだろう期待していた私としては肩透かしを食らった感じがしたのを今でも覚えています。
後期に入ってから、やっとカウンセリングのケースが回ってくるようになりました。
ちなみに授業の進め方の大半は、院生それぞれが課題を提示され、レジェメを作ってそれを発表する形式を取ります。これが結構大変でした。
まあ、大半が基礎心理学や応用心理学、カウンセリングなどの授業ばかりなので、座学が苦手な方は結構苦労するのではないかと思います。
また、教授の話が毎回毎回面白いとは限りません。
ひどい場合は、教科書を1時間30分もただ読むだけで終わるような授業もありましたから。
この辺については次回に回したいと思います。