スワップポイント 臨床心理士への道 忍者ブログ
現在、スクールカウンセラーと病院のカウンセラーを掛け持ちしています。臨床心理士の資格を持っています。このサイトは臨床心理士を目指す人たちのため、臨床心理士の資格の取り方について私の経験も交えて書かせていただいています。
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Posted : 2024/04/26 06:58
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Posted : 2013/12/28 00:28
大学院に入れば、多くの方がイメージするのが
「実習や学会が多いからバイトはしない方が良いだろう」
「レポートや勉強ばかりで忙しいんだろうな」
というものではないかと思います。

これは実は大学院によります。
大学院によればみっちりと詰まってかなり忙しいところもありますが、逆に暇で忙しくないところもあります。なので、場所によってはバイトをする余裕は十分できる場合もあるのです。

良く言われるのが、
「大学院は勉強と研究に専念するため奨学金を取った方が良い」
と教授からアドバイスされることがあります。

大学院は結構簡単に奨学金をゲットできるのですが、あまり奨学金に頼らない方が良いでしょう。

一つは、臨床心理士の仕事は収入が低いということです。
将来の収入が低くなるのがわかっているのに、あえて借金をする必要はないと思います。

確かに大学の頃よりも、バイト代は減りますが、土日だけでもバイトをした方が良いだろうと思います。

あと、大学院に入ったからと言って、簡単にカウンセラーの仕事がもらえるとは思わないでください。
ボランティア・スタッフくらいならできますが、まあカウンセラーの仕事は簡単にはもらえませんし、それを頼るのはやめた方が良いでしょう。

あえてコンビニや飲食店などのバイトを淡々とこなしつつ、大学院の勉強や実習にこなした方が良いだろうと思います。それぐらいの時間は大学院でも十分にとれるだろうと思います。

Posted : 2013/12/07 08:07
向いていない人が臨床心理士になるとどうなるのか?
想像つきますか?

私は「向いていない人は臨床心理士になるな」とまでは言いませんが、それでもあまりおススメはしません。

その理由の一つは、向いていない人が臨床心理士になると、想像以上に苦労するからです。
例えば、まず仕事を見つけるのに苦労する可能性があります。
臨床心理士の世界はコネで決まるところが大半です。「向いていない人」というのは、あまり臨床ができないという印象をもたれるため、まず仕事をもらうのに苦労します。

私も正直向いていない方で大学院の実習で「臨床心理士はやめた方が良い」と言われることもありました。

そのためか、コネがなかなかもらえず、普通にハローワークで仕事を探して、何度も落ちて、それを繰り返して、少しずつ仕事を手に入れてきました。

まず向いていないと、運よく常勤職へ行ける場合を除いて、なかなか仕事に恵まれず経済的に苦労するだろうと思います。

あとは、カウンセリングや仕事自体が苦労するということもあります。
向いていない人はとにかくクライエントを害することが多いです。
そのため、不用意な発言でクライエントを外してしまい、クライエントから怒鳴られるというケースもあります。

向いていないということはクライエントの気持ちがなかなか汲み取れないということです。
クライエントが「つらい」と思っているのに「つらくない」とカウンセラーが誤読していることです。クライエントにしてみたら「何でわかってくれないの?」ということになります。

そうしたカウンセラーが行うカウンセリングはかなり気まずいです。
それを何とかしようと努力する人はまだ大丈夫ですが、なかにはそれに気づかない人もおり、知らない間にどんどん職場から浮いてしまう状態になる人もいます。

まあ、臨床の経験と努力をしていけば、向いていなくてもカウンセリングのスキルは上達していき、まあある程度はできる人になることはできます。
なので、私は「向いていない人はなるのをやめろ」とは言いませんが、かなり苦労すると思うので、おススメはできません。
大学院を選ぶには、教授のコネはもちろんのこと、「勉強したい専門分野」か学べるかどうかで探すことも重要です。

多いのは、大学のゼミの教授がいて、そのまま大学院でも同じ先生につく方法です。

その他には、あなたが勉強したい領域の本を書いている教授・准教授がいて、その先生がいる大学院に行くのというやり方もあります。

具体的にはスクールカウンセラーを目指している人で、その方面の先生が書いている本を読んでみて、とても感動したから「この先生のもとで勉強したい」という場合もあり得ます。
臨床と言っても、カウンセリングの他に心理テスト、療育、病院臨床、学校臨床、産業メンタルヘルス、福祉領域、施設など様々な領域があります。
また、対象もいじめ、不登校、非行、発達障害、虐待、精神疾患、DV、人格障害、などなど、実に広い分野にわたります。


他にも「〇〇療法」をもっと専門的に勉強したいから、この先生のもとで学びたいという場合もあります。
具体的には、精神分析を始め、行動療法、来談者中心療法、家族療法、現実療法、ゲシュタルト療法、催眠療法、認知行動療法、NLP、ロゴテラピーなど心理療法の理論も実に様々なです。

あなたが「これを学びたい」という専門を教えてくれる先生のもとで学べれば、臨床心理士のスキルは格段に上がると思います。人は目的があればあるほど伸びるものだからです。


ただ、

本で書かれていることと、
実際の臨床ができるかどうか、
大学院での教え方がうまいかどうかは、

当然ですが異なります。

本では素晴らしいことを書いているのに、実際の臨床や教え方は非常に下手で、院生からも評判が悪い先生というのも実際にはたくさんおられます。

そのため、研究室訪問や院生の評判も踏まえて判断することも大切です。
総合的に見て「よし、ここで学びたい」と思えるような臨床心理士指定大学院を選ぶことが大切だと思います。



臨床心理士は大学院選びをどうしていくかがとても大切です。

ただ、資格を取得すればいいというだけであれば、実はどの大学院に行ってもOKです。
臨床心理士の世界は学歴ではありません。
そのため、大学の名前で就職が決まるということはまあありません。

ただ、大学院の派閥みたいなものはあります。
例えば、ある大学院は〇〇病院や〇〇の就職先に有利というのは当然あります。
こうした大学院に行けば、先輩や教授と仲良くしていれば、仕事を紹介してもらいやすくなります。

逆に、コネが全くなく、就職は自力で探さないといけないところもあります。

心理職は狭き門なので、教授や先輩のコネがあった方が確実に有利になりやすいのです。私の友人も結構コネを使って仕事を決めていました。

ただ、コネと言っても大病院で常勤で仕事という場合ではなく、非常勤で臨床心理士の資格を取るためのつなぎの仕事でのコネというぐらいのニュアンスで捉えていただけると良いかもしれません。
本当の常勤の仕事に行けるかどうかは、臨床心理士の資格を取得した後にどこまで頑張れるかどうかだと思います。

ただ、コネがあるかないかで就職のしやすさは雲泥の差があるのは事実です。

まあ、私の場合は一匹狼が好きだったので、自力で探し続けてきましたので、コネがあるかどうかはさほど問題にはしませんでした。

ただ、将来の就職先をひどく気にしている方は、まずはコネに強い大学院かどうかという視点で考えていくと良いのではないかと思います。
その方法としては、まあ月並みかもしれませんが、そこの大学院の院生やOBから地道に情報収集を行っていくしかないかなあと思います。大学院の状況何て教授の退官で大きく変わりますし、常に最新の情報を仕入れることが大切だと思います。


Posted : 2013/12/03 09:04

臨床心理士に向いている人、向いていない人というのはかなり大切な問題です。


臨床心理士に不向きな人はそれだけで、クライエントの害になります。例えば、実際にあるスクールカウンセラーの一言で大いに傷ついて、それから不登校になってしまい人生を狂わせてしまうケースもあります。


臨床心理士とはかなり責任重大な仕事でもあるのです。


さて、臨床心理士に不向きな人は次のようなタイプだと思います。

①繊細過ぎるタイプ

②過去のトラウマからなかなか抜け出せないタイプ

③頭の固すぎるタイプ


繊細過ぎる人は残念ながらカウンセラーには向いていません。なぜかというと、クライエントの話にあまりにも入り込んでしまうため、逆に傷つき過ぎてしまい危険だからです。例えば虐待の話などはかなり深刻で痛々しい話を聴くこともあります。普通の人であれば聴くだけで心が病んでしまうような話もあります。「繊細で傷つきやすいから臨床心理士には向いている」というのは大きな誤解であると思います。

もちろん鈍感すぎる人もカウンセリングには向いているとは思いませんが・・・。


また、「過去のトラウマからなかなか抜け出せないタイプ」や「頭の固すぎるタイプ」というのもあまり臨床心理士に向いているとは言えません。これらがなぜ向いていないのかはまた次回にお話したいと思います。


もし、自分が向いているか向いていないのかがわからない場合は、一度カウンセリングを受けてみるのも手でしょう。カウンセリングが抵抗ある場合は、心理療法のワークショップ(ゲシュタルト療法など)を受けてみると良いかと思います。

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